セリフ集 > TV第04話


Aパート

伸恵「ん?あ・・・ふぅ」
伸恵「ひゃくじゅういち、にぃ、さん・・・はぁ」

美羽「なんかさー、愉快な珍事件とかないー?」
千佳「知らないけどー?」
美羽「ちぇーつまんねー」
美羽「あ?」
千佳「ん?」
茉莉・アナ「ん?」
伸恵「ちぃ」
千佳「ん?」
伸恵「カギ」
千佳「おい」
伸恵「タバコ買うだけだから」
千佳「いや・・・だけって言われても」
伸恵「じゃあ、何も買わないから、二千円」
千佳「その前に貸したお金返してよ」
伸恵「ん・・・」
千佳「ん?」
伸恵「ちぃ、勝手に貯金箱の金使ったなー?」
千佳「あたしの貯金箱だしー」
千佳「CD買っちゃったばっかしだもん」
伸恵「はぁー・・・いよいよ財政難かー」
千佳「人の貯金箱握りしめて悩むなよ」
美羽「貸してかしてー」
伸恵「ん」
千佳「こらこら」
茉莉「あ」
アナ「ん?」
美羽「ううぅ・・・貧乏のバカー!」
美羽「貧乏よさらば」
千佳「ってなにすんだこら!」

伸恵「うーん・・・はぁ」
伸恵「あーあ、いいバイトないかなー」
美羽「おねえちゃん!」
伸恵「なに」
美羽「十二歳以下がありません」
伸恵「あるか」
伸恵「おまえらいいよなー」
千佳・美羽・茉莉・アナ「は?」
伸恵「学校行って遊んでりゃいいんだから」
伸恵「あたしはガソリン代も自腹だぞー」
美羽「誰がスチャラカ社員だ」
千佳「いや言ってないし」
美羽「あーきみきみ」
茉莉「ん?」
美羽「お茶を汲んできてくれたまえ」
茉莉「は、はい・・・」
千佳「ほんとに行っちゃったよ」

伸恵「はぁー、出勤自由で時給二万円くらい取れるバイトとか無いかねー」
美羽「ここにあるじゃん」
美羽「スナック神無月。男の人と話す簡単なお仕事です」
美羽「無理か」
伸恵「殴るぞ」
アナ「お?」
美羽「ロシアンパ・・・」

茉莉「どうぞ」
伸恵「あ、ありがとー」
伸恵「土日勤務かー。土日はやだなー」
千佳「そんなにバイトって嫌なもんかなー」
茉莉「ちょっとだけ興味あるけどね」
美羽「じゃあさー、茉莉ちゃんはやるとしたらどんなバイトしたい?」
茉莉「え?わたしは・・・あんまりテキパキと出来ないから、ゆっくりできるバイトがいいかも」
美羽「ほぁー」
美羽「ゆっくり・・・」

茉莉「いーしやーきいもーおいもー」
茉莉「ご声援ありがとうございます。ゆっくり走っておりまーす」

美羽「とか?」
千佳「違うと思うぞ」
美羽「じゃちぃちゃんは?」
千佳「ん?」
千佳「そうだなー・・・ティッシュ配りとかでいいよ」
美羽「とかでいいよだとー!」
千佳「え?」
美羽「なめるな!ティッシュ配りの難易度の高さも知らないくせにー!」
美羽「試しに渡してみなさい」

美羽「手相は見ません」
美羽「ふっ」
千佳「んんー!」
千佳「あっ・・・」
美羽「とりゃー!」
千佳「ううわぁっ!」
千佳・茉莉「あっ・・・」
千佳「いったー・・・」
伸恵「何馬鹿やってんだおまえらー」
千佳「だってみっちゃんがさー!」
伸恵「二人してのってたろーがー」

茉莉「ねぇ、アナちゃんはどんなアルバイトしてみたい?」
アナ「わたしはお父様に頼まれて、先日バイトしたんですのよ」
茉莉「ほんとー?どんなー?」
アナ「テニスのボールボーイですわ」
茉莉「へー」
アナ「簡単そうに見えて、結構コツがいるんですのよ」
伸恵「へー。さすがイギリスというかー」
美羽「はーん・・・ボールボーイねぇ」
美羽「やっぱ野生の力には敵わんてことだねー。うんうん」
伸恵「どんな想像してんだ?」
千佳「知らない」
茉莉「えっと・・・じゃあ美羽ちゃんはどんなアルバイトやりたいのー?」
美羽「医者かな」
伸恵「いや、それバイトじゃないから」
千佳・伸恵「ん?」

美羽「さて・・・今日はどうしましたか?」
千佳「またやんのー?」
伸恵「はっ!」
千佳「ん?」
美羽「ん?」
伸恵「よし・・・」
千佳「用意すんな」
伸恵「ふふん・・・」
美羽「こらこらー。患者さんがそんなに激しく動いちゃいかん」
千佳「ってあたし患者さん?」
美羽「で、どうされました?今日は」
千佳「うーん・・・えーっとですね、あのー、鼻水が止まらなくて頭がフラフラとかするんです」
美羽「そっかー、大変だったねー」
美羽「風邪だそれは」
千佳「今の間は何?」
千佳「で大変だったねってのもどうかと思うんだけど」
美羽「意識ははっきりしているようだ」
美羽「桜木くんメモを」
千佳「茉莉ちゃんまでのらなくても・・・」
アナ「あの、わたしは?」
美羽「君は、ここにきたまえ」
アナ「あっ、な、なにするんです!」
美羽「いや、診察だが?」
アナ「はっ?」
千佳「誤解を招くことを言うな!」
千佳「ってなにみとれてんの?」
伸恵「あ、いや・・・」
美羽「あーこらこらー。患者さんはどなっちゃいかんぞー」
美羽「じゃー、お腹出して」
美羽「いいからほら」
美羽「うーん、なるほどー」
美羽「お腹が出ています」
千佳「殴ったろかお前は」
美羽「桜木くんカルテを」
茉莉「は、はい」
美羽「ふーむ・・・あのねぇ、全体的にガッとなっているね」
千佳「なにが?」
美羽「いやーニュアンスが全体的にガッと」
千佳「いやだからなにが?」
美羽「風邪ですね」
千佳「それはじめに言ったろ?」
美羽「風邪ぐらいで甘えるなー!もっと自分の・・・」

伸恵「あーあ、いっちゃった」
美羽「なにがいけなかったんだー?」
伸恵「そりゃお前だろ」
美羽「じゃー今度はお姉ちゃんお医者さんやって?」
伸恵「はぁ?こりねぇなー」
美羽「じゃー名前呼んでねー」
アナ「ふぅ」
伸恵「はーい、松岡さーんどうぞー」
茉莉「うぅ・・うううぅ・・・」
茉莉「うっ、うまれるぅー」
美羽「だいじょぶか?嫁」
伸恵「ど、どうしました?」
美羽「先生大変です!生まれそうです!」
茉莉「う、た、た、たまごが、う、うぅううー」
伸恵「え!?産婦人科?」
美羽「先生!お願いします!」
伸恵「ま、まかせなさい。あお向けに寝かせて」
伸恵「はい。ひっひっふー」
茉莉「ひっひっふー」
千佳「いつまでやってんだか」

伸恵「たくもー・・・あいつらのおかげでバイト先探せなかったじゃねーかー」
伸恵「あー、もなんでもいいや。時給さえ良ければ」
伸恵「うん?」
伸恵「ほぉ・・・」
伸恵「禁煙・・・」
伸恵「はぁ」
伸恵「お」
伸恵「あ、あんな制服恥ずかしくて着れねーしなー」
伸恵「いくら時給がよくても・・・」
伸恵「うーん・・・」

Bパート

伸恵「いらっしゃいませー」
伸恵「ありがとうございましたー」
伸恵「どうぞーごゆっくりー」
伸恵「はぁ・・・」
紺野「あっ」
伸恵「ん?」
紺野「バイト中は絶対禁煙だよ?のぶちゃん」
伸恵「え!あ、そっか」
伸恵「はぁ・・・」
紺野「気をつけてね」

アナ「うぅ・・・」
アナ母「急がなくていいのよ?」
アナ「うん・・・」
アナ「ねぇお母様」
アナ母「体にいいんだから、全部食べなさい」
アナ「ぶー」
アナ「えぇ・・・」
客「すいませーん」
伸恵「はーい」
客「すいません、これ追加オーダーで」
アナ「ん?」
伸恵「はい」
アナ「ごふっ!?ゴホッゴホッ・・・」
アナ母「こら、御行儀悪い・・・全部食べるまで帰らないから」
アナ「え?うん・・・」
アナ「はぁ・・・」
アナ「んっ、あむっ!」
アナ「食べたよ!早く帰ろ!」

紺野「ありがとうございましたー」
伸恵「レジ変わろうかー?」
紺野「だいじょうぶ」
紺野「それより今のお客さんみたー?」
紺野「外国人で、すっごいかわいい女の子」
伸恵「へー、全然気づかんかった」
伸恵「まぁいいや。かわいい外国人ならうちにもくるし」
紺野「タバコ」
伸恵「え?・・・あ」
伸恵「あー・・・」

アナ「間違いありませんでしたわ!」
千佳「お姉ちゃんがー?」
茉莉「ファミレスでヒラヒラのスカートを?」
アナ「私もはじめは信じられませんでしたわ」
千佳「うーん、バイト始めたとは言ってたけど。あーそういえば何のバイトか教えてくれなかったっけ」
茉莉「じゃあ、本当にお姉ちゃんが?」
アナ「本当なんですったら!」
千佳「うーん・・・」
千佳「行ってみようか?」
茉莉・アナ「え?」
茉莉「で、でもー、そんなことしたらお姉ちゃんきっと・・・」
千佳「うん。だからこっそり外から」
千佳「もちろんみっちゃんには内緒でね」
千佳「こんなネタ知ったら何するか・・・」
千佳「あっ!」

千佳「あはは、気のせいか!」
美羽「呼んだ?」
千佳「うわぁ!でぁらっしゃあ!」
千佳「って何してんだ?そんなとこで」
美羽「かくれんぼ。誰にも言ってないけど」
千佳「言わないでやるな!」
千佳「はぁーあ知らないよ、もう・・・」
美羽「それじゃーそのファミレス行こうか?」

店員「いらっしゃいませー」
紺野「のぶちゃんごめーん」
紺野「10番テーブル4名様、お水いいかな?」
伸恵「うん。わかった」

伸恵「うぅ・・・」
千佳・美羽・茉莉・アナ「うわあぁぁ・・・」
伸恵「あ、あっちでした。すいません・・・」
美羽「ちょっとどこ行くの伸ねーちゃん」
伸恵「ひ、人違いじゃないですか?」
美羽「へえーお姉ちゃんこんなカッコするんだー。初めて見たー」
伸恵「あのー・・・」
美羽「写真撮っていーい?」
美羽「う、うわあぁあ!」
伸恵「おとなしくしてろ」
伸恵「誰だ言ったの」
アナ「ご、ごめんなさい・・・」
千佳・茉莉・伸恵「ん?」
アナ「あたしが・・・」
千佳「いや、しょうがないよあれは」
千佳「アナちゃんが悪いわけじゃないって」
千佳「だってお姉ちゃんがこんなカッコ・・・うぷ」
伸恵「ん・・・」
千佳「んゃー冷たい冷たい」
伸恵「この衣装除けば、こんな割のいいバイトねぇんだよ」
千佳「わかったわかった」
美羽「ん?」
伸恵「いいかー美羽」
美羽「ふわぁ」
伸恵「変なマネするんじゃねぇぞ」
美羽「わあったよーおねえひゃーん」
伸恵「そのお姉ちゃんつーのもやめろ!」
伸恵「あたしとあんたらは赤の他人!」
伸恵「わかったな?」
美羽「へいへい」
伸恵「よし」
伸恵「ご注文がお決まりの頃、お伺いしまーす」
茉莉「あっ!」
美羽「スカート短いから気づかないんだね」
千佳「ねぇみっちゃん、ころされるよ」

紺野「いまの、のぶちゃんの妹さん?」
伸恵「あー、まぁねー。相手にしちゃだめだよ?」
伸恵・紺野「ん?」
紺野「あっ、10番テーブルだ」
伸恵「いってよー」
紺野「えぇ?せっかくだもん、行ってあげなよ」
伸恵「はぁー・・・ったく」

伸恵「ご注文はお決まりですか」
美羽「モーニングセットお願いします」
伸恵「今夕方なんで出来ません」
美羽「そうですかー・・・」
美羽「ねぇ店員さん。ここ高くないですかー?」
伸恵「ん?」
伸恵「うぅ・・・」
美羽「子供をからかってるのかー!」
伸恵「しばくぞお前!」
店長「ん?」
伸恵「しかたねー、取引だ」

美羽「ささ、あたしのおごり。遠慮なく食べなさーい」
茉莉「いいのかなー?」
美羽「あたしのチョコパフェが食べられないと?」
茉莉「えっ?」
千佳「つか、みっちゃんのおごりじゃないし」
アナ「そうですわ。これではお姉さまがかわいそうですわ」
美羽「あ、じゃあアナちゃんはいらないのね」
アナ「えっ?・・・そっ、それは・・・その・・・」
アナ「せっかくのお姉さまのご好意ですからー」
千佳「そ、そうだね」
千佳「残してったら伸恵姉ちゃんに悪いし・・・ね?茉莉ちゃん」
茉莉「う、うん・・・やっぱりそうかな?」
千佳「そうだよ。しょうがないよね」
美羽「ふぅ」

伸恵「んんー・・・」
店長「ん?」
紺野「のぶちゃん」
伸恵「ん?」
紺野「うしろ、店長」
伸恵「ん」
紺野「タバコ・・・」

店員「いらっしゃいませー」
伸恵「お前たち・・・なんで今日も来てんだよ」
美羽「お姉ちゃんそのかっこー」
伸恵「昨日やっただろ」
アナ「お姉さま、あたしはやめようと・・・」
茉莉「あたしも・・・」
伸恵「わかってる・・・おい」
美羽「あ?」
伸恵「お前しかいねーだろ美羽」
美羽「まいねーむいずきゃさりん」
伸恵「あのなー・・・」
美羽「じゃー、これ塩焼きでお願いします」
伸恵「当店ではそのようなサービスは行なっておりません」
美羽「じゃー照り焼きで」
美羽「じゃ味噌煮」
伸恵「できるわけねーだろ!」
伸恵「あ・・・」

美羽「いただきまーす!」
茉莉「いいのかなー?」
千佳「でも・・・このままじゃやっぱもったいないし・・・」
アナ「そ、そうですわね」
伸恵「ううー・・・」
紺野「のぶちゃん」
伸恵「はいはい」

千佳「私は嫌って言ったからね」
茉莉「ごめんなさいお姉ちゃん」
アナ「あたし、お付き合いするのは今日が最後ですわ!」
美羽「特盛、つゆだくで」
美羽「あぐっ、ぐっ、今日が最後!今日が最後!」
伸恵「本当だな?」

美羽「いっただっきまーす」
千佳・茉莉・アナ「いただきまーす」
美羽「はむっ、んん、ぐぇご!」
千佳・茉莉・アナ「ん?」

伸恵「ふふん・・・」
紺野「ねぇ・・・ここにあったペッパーソース知らない?」
伸恵「さーあ?」

美羽「うへえぇぇぇ」
美羽「うっ・・・んぐっ・・・ぶへぇ!」
美羽「ふぅ・・・ん?」
伸恵「お前ドリンクバー頼んでないだろー?」
美羽「ツケで」
伸恵「誰の」
美羽「うわあぐっ!」
伸恵「だいじょぶですかー?気をつけてくださいねー」
美羽「あ・・・はいどうも・・・」
伸恵「うわあっ!」
美羽「店員さん大丈夫ー?気をつけてー」
伸恵「あ、はい・・・」
伸恵「んっ・・・でぇっ!」
美羽「うわああっ!」
紺野「キャッ!」

紺野「あ、あの・・・のぶちゃん?」
美羽「でええええっ!」
美羽「ふんぎゃあ! 」
伸恵「ふんっ!」
美羽「てええぇっ!」
アナ「うわあああああ」
千佳「あーあ・・・」
茉莉「うっううっ・・・うっ」
アナ「お姉さま・・・だいじょぶでしょうか?」
美羽・伸恵「ふんっ!」

紺野「のぶちゃん・・・店長が話があるって・・・」
伸恵「ん、わかった」
紺野「う・・・うぅ」

美羽「ほらほら今日も行こうよ!」
千佳「えー?あたしもうやだー!」
アナ「あたくしもですわ」
茉莉「いい加減にしないとお姉ちゃんが・・・」
美羽「季節限定柏餅パフェおいしそうだったなー」
茉莉「ううぅー・・・」
美羽「んじゃ行ってみよー!」
美羽「あっ」
千佳「お姉ちゃん、バイトは?」
伸恵「やめた」
美羽「うっ?・・・お、おねえちゃん。暴力反対!」
伸恵「ふー・・・」

女子高生「超ウケるー。マジでじまマジでしまー?」
伸恵「はぁ」
伸恵「ま、しゃーないわな」

美羽「うーむむー」
美羽「取れないー」
美羽「ふぇ・・・」

次回予告

美羽「んもー伸恵お姉ちゃんてばあたしこと美羽ちゃんとコッポラちゃんたちと、どっちが好きなのよー」
美羽「今日こそはハッキリするまで帰さないかんね」
美羽「ってなにノンキに鍋つっついてんだよー!」
美羽「あたしにもお肉とってお肉ー」
美羽「だーいたいさー。鈍いっていうか日頃から緊張感足りなくなーい?」
美羽「えぇこっち向け伸恵ねぇ!」
伸恵「ひっ、ぷしゅ!あー・・・誰かウワサしてんのかな」


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最終更新:2013年03月01日 01:29