アドバンテージ

有利、優越を意味する英単語。TCGにおいても自分が優位な状況に立つことを表す。
基本的には手札や場のカードの枚数の増減を指して使われ、増えればアドバンテージを得る・稼ぐ、
減ればアドバンテージを失う・損する(ディスアドバンテージ)といった具合で捉えれば良い。

例えば《歌詞作成中》《お花見》は1枚のカードで2枚のカードをドローできる。
これは使用前後を比べると1枚手札が増えており、数値的なアドバンテージを得ている。
また手札のカードの使用コストを軽減する効果や特定のキャラの登場時に使用することで発生コストが増えるカードも、
本来支払うべきだったコストに比べ利得を得ているのでアドバンテージを稼いだと言えるだろう。
アプローチ妨害で相手を一方的に退場させた場合も相手にディスアドを与える形でこちらがアドを稼ぐ事ができる。
デッキを組む際にはこのようにアドバンテージを稼ぎやすい・失いにくいカードを中心に選ぶとデッキの回転が良くなる。

また数値的な意味は持たないものの、知っていることによってより優位な行動を取れる情報アドバンテージというものもある。
例えば相手の手札に《下校中》があるのがわかっていれば、みすみす返り討ちにあう行動を取らずに済む。

更には場の展開速度やアプローチに移るタイミングの速度はテンポアドバンテージとも呼ばれる。
主にターンごとに与えられる権利(開始時のドローアプローチ回数など)に差が生まれることによる。
アクティブは登場したターンにもアプローチに参加できる、つまり1ターン分のテンポアドバンテージが内在している。
これを究極的に突き詰めたデッキが<律ウィニー>などの速攻デッキである。

それぞれが独立しているわけではなく、大きなテンポアドを得ると自分もドローする機会が減るため数値的アドは得られず、
相手に何を加えるかを見せる必要があるサーチカードは数値的アドと引き換えに情報アドを失っている。
これらの見えているアドバンテージ、見えないアドバンテージを積み重ねることが勝利への道筋である。

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最終更新:2013年06月22日 02:05