スタン・マーシュ

スタン・マーシュ ( Stanley "Stan" Randall Marsh )

スタンリー"スタン"ランダルマーシュは、サウスパークの5人の主役(カイルケニーカートマンバターズ)のうちの1人で、グループのリーダー的存在。
性別
髪色
誕生日
年齢
職業
信仰

初登場
男性

10月19日
9才
学生
カトリック
トレイ・パーカー/結城 比呂
"The Spirit of Christmas (Jesus vs. Frosty)"

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人物

サウスパーク小学校の4年生で担任はギャリソン先生。父親はランディ・マーシュで、地質学者。母親はシャロン・マーシュで、形成外科の受付をしている。
普段着には、赤い襟のついた茶色のジャケットと赤いぼんぼんのついた青い帽子と青縁のジーンズを着ている。ジャケットの下には、赤と青の野球Tシャツまたは白いTシャツを着ている。パジャマには青いテレンス&フィリップのシャツを着、特別な日には緑のスーツを着ている。いくつかのエピソードでは、帽子をとると地毛は黒髪であることがわかる。子供達が帽子を脱いだ姿はサウスパークこども警察 (Lil' Crime Stoppers)のシャワーシーンで確認できる。しかし、ケニーは後姿のみである。瞳の色はブルー。これはウンチまみれのクリスマス (A Very Crappy Christmas)でバターズが切り絵を作成したときのカイルの発言で明らかになった。彼は幼少時から赤と青の帽子を愛着していたようである。The Listでは、誰が一番キュートかというリストの第3位にランクインしていた。しかし、後にリストの不正(入れ替え)が発覚したのでトークンの後で、彼が2番目かもしれない。

エピソード

スタンは、4人の男の子の中でも最も繊細である。ケニー、死亡。 (Kenny Dies)では病気になったケニーと顔を合わすことが困難になり、子供キャバクラVSゴスキッズ (Raisins)ではトークンに彼のガールフレンドを奪われて落胆している。スタンは、しばしばお説教好きで、はやりの物に対して批判的である。これは、腎臓移植で鼻から牛乳 (Cherokee Hair Tampons)でミス・インフォメーションと彼女の店に疑問を投げかけたとき、カルトっQ丸刈りータ☆で大脱走 (The Super Best Friends)でデイビッド・ブレインの自殺カルト宗教との戦いを助けたとき、そして彷徨えるケニーの魂と宇宙最秀の浣腸野郎 (The Biggest Douche in the Universe)で、ジョン・エドワードの悪魔祓いの真偽について責めるときなどでわかる。彼は『腎臓移植で鼻から牛乳』で「めちゃくちゃ痛くてもかまわないから」と腎臓をカイルに提供すると述べ、正義感を垣間見せた。また彼は、日本人による捕鯨問題にサウスパークでただ一人立ちあがった。(Whale Whores)

彼はしばしば詐欺、カルト宗教などのサウスパークで起きたさまざまな問題に影響を受けず、間違った習慣や有名人達の過ちを冷静に見抜いている。しかし、時々カイルがこの役割を引き受けスタンが騙されることもある。例えばオネエはタマげたクラブピープル (South Park is Gay)でのメトロセクシャルなど。しかし、スタンはサウスパークの他の誰よりも圧倒的に詐欺と企業腐敗への理解があり、崇拝の危険性を特に良く把握している。彼はしばしば他人に対して嘲笑的傾向があり、そのせいで敵を作ったり、有名人に赤っ恥をかかせてしてしまうことが多い。彼の父(スタンの一番身近な影響者)がむしろ役に立たなくて未熟であるため、あまり大人を信用していないようである。スタンとカイルは、特に初期のエピソードの時点では同じような性格だったが、シーズンが進むにつれ、より個性的になった。彼らは4人のなかでも特に親友だと考えられる。一応、カートマンとケニーも親友。

これが真実かただのジョークか定かではないが、彼はシリーズ中でうつ病を患った。ウェンディと別れたとき、彼は本当に落胆して絶望的になっていた。そして短期間だがゴス・キッズの仲間入りをしていた。また、スタンの薬物乱用疑惑については愛犬スパーキーのおホモだち (Big Gay Al's Big Gay Boat Ride)でのカートマンの発言"Stan, you need to lay off the cough syrup,"(吹き替え版では葉っぱかキノコ)とニラミ・ガエルをニラミ・カエセ (The Mexican Staring Frog of Southern Sri Lanka)でのジンボの発言がある。これはQuest for Ratingsにおいて咳止めでハイになったり、渡る世間は「金」だより (Red Man's Greed)でペンキシンナーを吸引することによってSARSの治療法を見つけ出したことなどもある程度の裏づけとなっている。

スタンはとても動物好きである。ケニー、火山噴火で爆死 (Volcano)でジンボとの狩りに抵抗したり、Douche and Turdで(加わるか殺されるかの選択があったが)PETAメンバーになったり、監禁された赤ちゃん牛 (Fun with Veal)で赤ちゃん牛を救おうとしたり、爆笑短小ビンビンラディン (Osama Bin Laden Has Farty Pants)ではヤギを所有者まで返そうとした。良かれと思っての行為だが、これらの干渉はしばしば彼らを深刻なトラブルへと導いている。Free Willzyxにおいてはメキシコのロケットでシャチを月へ連れて行かせることに成功した。Two Days Before the Day After Tomorrowで彼とカートマンがボートを爆発させた際は"I hope we didn't hurt any beavers."と発言している。Fun with Vealのエピソードでは、一時的にベジタリアンになった。しかし文字通り"turned him into a pussy"となった苦しみですぐに諦めた。また彼はWhale Whoresでクジラとイルカを日本人から救おうと試みたこともある。

スタンは時に哀れみ深く、ManBearPigでアル・ゴアに「友達がいない」ことで気の毒になり彼を弁護した。しかし、その後のアル・ゴアの身勝手な行動に痺れを切らしたスタンは、「友達がいないからマンベアピッグで注目集めてるだけだろ!」と言い放った。だがアル・ゴアは映画を撮りに行くといって気にしていなかった。(An Inconvenient Truth)



口癖と特徴

初期シーズンから続くケニーが死ぬシーンでのお決まりのセリフ。スタン「なんてこった!ケニーが殺されちゃった!」"Oh my God, you/he/they/we killed Kenny!"と言った後、カイルが「この人でなし!」"You/that/those/we're bastard(s)!"

初期シーズンでしばしば使われた"Dude, this is pretty fucked up right here,"は、クリスマスの精神(The Spirit of Christmas)のキリストvsサンタが初出。しかし最近ではあまり使われなくなった。

さまざまなエピソード(特に初期)で話の要点をまとめるとき、スタン「今日は大事なことを学んだよ」"You know, I learned something today."と言う。だがたまにカイルやカートマン、そして他の人たちがこれを使うことがある。

ひどい状況になると、他の子供よりも沢山"Jesus Christ!"と叫ぶ。これはSuper Fun TimeAbout Last Nightを参照。

エピソード後期あたりから、イライラしたときや不快なときなどに、(俳優リノ・ヴァンチュラのように)彼の(目に見えないが)眉間と鼻頭の間をつまんで目を閉じるくせをする。例を挙げるとManBearPigでアル・ゴアと電話をするシーンなど。With Apologies to Jesse JacksonではTV番組中ずっとしている。母親のシャロンも同様のしぐさをしているのが見られる。Goobacksでリポーターがランディに話しかけているときもしている。この動作は彼の両親と彼の恒常的な欲求不満による癖であるらしい。

スタンあげるうめき声 "Aw-awww!" は、父ランディも同様のうめきをするのでどうやら遺伝?らしい。これはトレイ・パーカーがBaseketballでも使っていたフレーズ。

彼が誰かに賛同するとき、またはあいまいな返事のときはそっけなく、淡々と"sure"や"yeah" と言う。

怒ったり、失望するときには"Goddamnit!"カートマンの"Aw! God-damn-it!" と混乱しやすいが違う。

学校でのシーンでよく"Oh..."と低い声を出す。


才能

スタンはいくつかのエピソードでギターを演奏しているのが見られる。例えばDie Hippie, Dieで弾いていたり、Smug Alert!ではハイブリット車推奨ソング"Come on People Now" を作ったりした。またGuitar Queer-oではGuitar Hero 2をかなりの腕前でプレイしていた。彼の父ランディもギターを弾いている。

スポーツ

カイルが学校のベストプレイヤーであるバスケットボール以外、スタンは運動神経がよくスポーツマンで、よく学校のスポーツチームのキャプテンやスタープレーヤーとなっている。愛犬スパーキーのおホモだちでは学校のフットボールチームのクォーターバックをつとめ、The Losing Edgeでは野球チームのピッチャーとキャプテン(推定)をしていた。また彼はサウスパークドッジボールチームのメンバーで世界選手権に優勝し、4歳の時ピーウィーホッケーチームにも所属した。(Stanley's Cup)このエピソードにおいて彼自身がホッケーチームをコーチした。また彼が応援するスポーツチームにコロラド・デンバーブロンコスがある。

スキーなんか大嫌い (Asspen)では、(モンタージュ活用のおかげもあるが)わずか2日で初心者スキーヤーからプロ並になった。このエピソードでは始終スタンがコケにされるが、そいつらを見返すために行なわれたK-13(アメリカで最も危険なコース)でのスキー勝負に勝利した。

W.T.Fにおいてはレスリングに興味を持つが、コーチの教える動きが"ゲイ"っぽかったのですぐにやめた。その後子供達でプロレスチームを作った。

武器

年齢の割には、銃器などの扱いがうまい。キリスト 怒りのバグダッド (Red Sleigh Down)においてM16アサルトライフルを(使用していないが)持っていた。Mystery of the Urinal Deuceではハンドガンを持っている。Good Times with Weaponsではペアのトンファーを使用していた。Whale Whoresでは照明弾を日本の捕鯨船の燃料タンクに撃ち込んで爆発させた。また、このあとさらに彼はシーシェパードを引き連れてモロトフカクテルと大きなデッキガンで日本の捕鯨船を追撃した。

音楽

スタンはSmug Alert!においてハイブリッドカーの重要性について広めるため歌を作りギター演奏もこなした。ケニーとカイルと同様、バイオリンも演奏する。Die Hippie, Dieでもギターを弾くところがみられる。You Got F'd In The Aではラインダンサーの才能をみせた。花火禁止でスネスネスネーク (Summer Sucks)とウンコ漏らし周波数 (Worldwide Recorder Concert)でクラスメイト達と楽器を演奏しているのを見ることも出来る。イカす!? バンド成金 やりー (Christian Rock Hard)ではボーイズバンド"Moop"のエレキギター担当だった。テレビゲームGuitar Heroがうまく、カイルと一緒にCoopモードで100万ポイントを達成した。(Guitar Queer-o)また、Night of the Living Homelessではスタンとカイルとカートマンでホームレスをサウスパークから追い出すための歌を歌った。PandemicにおいてもペルーのフルートバンドをつくってCD販売していた。

運転

彼の年齢と身長にもかかわらず、多数のエピソードで運転技術をみせている。最終兵器タオリー (Towelie)では(ケニーがアクセルとブレーキペダルを操作して)自動車を、キリスト 怒りのバグダッドではサンタが殺されたあとサンタの代わりにそりを、Bloody Maryではランディをマリア像まで送っていき、Night of the Living Homelessではホームレスの群れを、バスを運転してカリフォルニアに連れて行った。



家族

ランディ・マーシュ

スタンの父親。親子関係はかねがね良好のようである。しかしときにはランディの執拗さ(Pandemicでのビデオカメラなど)や年齢を考えない破天荒な行動に悩まされている。ランディも結構ナイーブな一面があるので、なおさらそれがスタンを苛立たせている。

シャロン・マーシュ

スタンの母親。親子関係は父親よりもかなりおだやか。しかし、クラブラブハウス建設チュー (Clubhouses)において子供達よりも自分の幸せのほうが大切だと語った(しかしこのエピソードのみの振る舞いであるのでただのジョークの可能性は高い)。スタンのジャケットはシャロンのシャツと似ている。スタンの分別のよさは母親譲りであろう。

シェリー・マーシュ

凶暴で虐待的なスタンの姉。彼女は、しばしば彼と彼の友人を"Turds"(糞)と呼んで侮辱して虐待するが、多分心の底では弟を可愛がっている。それはPre-Schoolにおいてスタンが彼女に弱い者いじめについての相談を持ちかけたとき、まじめに取り合っていたところからも垣間見れる。また、歯科矯正のヘッドギアをつける前は幾分かやさしかったらしい。

お爺ちゃん

スタンの祖父でランディの父親。102歳。車椅子生活をしている。スタンのことを「ビリー」と呼んで直さない。今すぐにでも死にたがっているため、たびたびスタンに自殺を手伝わせようとする。

お婆ちゃん

消耗性疾患のため病院に入院している。お爺ちゃんとも別居している?のでスタンとの接触は少ない。熱心なFacebookのユーザーであるらしい。(You have 0 Friends

ジンボ・カーン

ランディの種違いの兄。母親は同じだが父親が違うため姓も違っている。

フロおばさん

母方の叔母(伯母)。殺人金魚の事件簿 (Spooky Fish)で登場したが、殺された。

スパーキー

スタンの愛犬で、ゲイである。愛犬スパーキーのおホモだち (Big Gay Al's Big Gay Boat Ride)においてクライドの犬(レックス)を含む複数の犬と関係を持った。勃発!コンドーム戦争 (Proper Condom Use)で2回目の出演、3回目はGood Times with Weaponsで、バターズを犬に見せるために毛が使われた。

殺人金魚

フロおばさんがスタンにプレゼントした金魚。多くの人々(彼女とケニーを含む)を殺して、スタンに罪をなすりつけた。スタンを守るため、この金魚に殺された死体はシャロンが隠蔽した。

ロイ

スタンの一時的な父親。シャロンがクラブラブハウス建設チュー (Clubhouses)においてランディと離婚したあと、どこからかつれてきてしばらく同居した。




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最終更新:2019年11月01日 12:31