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ガンキャノン

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mazesekutadorifiru

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ガンキャノン


RX-77-2 GUNCANNON
V作戦に基づいて開発された機体。
中距離攻撃、狙撃型のモビルスーツ。

初期ステータス

チューンpt 11206 スラスター出力 40/60
HP 2000/4100 スラスター速度 28/42
実弾防御 14/36 レーダー性能 55/70
ビーム防御 10/36 バランサー 36/57
機動性 13/26 旋回速度 22/44

制限事項
SPAタイプ 一斉射撃

兵装ステータス

威力・耐久 命中 連射 弾速 リロード 弾数
主1 ビームライフル 359/391/600 8/24 3-4-/6 1/30 1/38 15-21-/30
主2 240mmキャノン*2 528/542/576 32/42 1-1-/2 1/30 1/38 3-5-/6
主3 スプレーミサイル 158/160/180 8/24 - 1/30 1/38 12-14-/18
副 ファイヤ・ナッツ 388/407/600 8/24 - 1/30 1/38 3-4-/6
格 グラップル 397/428/600 9/30 - - - -

機体特徴

「追撃!トリプルドム」「ランバ・ラル特攻!」「大西洋、血に染めて」の内、二つクリアで入手可能。

ジムキャノンもジムキャノンⅡもガンキャノン量産型も不参加。
今作、キャノン好きの最後の拠り所ともいえるMSが、このガンキャノン。
前作とは異なり主兵装にスプレーミサイル(ヘッポコ)が追加。
更に肩のキャノン砲は副武装から主兵装に移転となり、チャージ撃ちが可能。
そのかわり副兵装にア・バオア・クー侵攻で使用されたファイア・ナッツが追加。
キャノンが主武装へと変更に加えヘッポコがつき、アンフレンドリーな機体に変貌した。

キャノンファンに余り口にしたくないが、ロワイヤルに比べて扱いづらい機体になった。
ライフルとキャノンがスムーズに使用交換できないのは結構、酷かもしれない。
最もキャノンチャージ撃ちが出来る面を考慮すれば、火力は前作より向上している。
せめてヘッポコランチャーが無ければマドロック見たくスムーズな切替えができるのだが…。

前作では主兵装ビームライフルでハイテンポの戦闘をこなしつつ、ここぞという時に副兵装キャノン砲でトドメをさす巧みなコンビネーション攻撃がこの機体の醍醐味だったのだが…。前作に近いキャノン運用をしたいならフルアーマーガンダムの方がずっと良い。

とはいえHP・防御とビームライフルの性能のみに絞ってチューンすれば楽々とシナリオクリアできてしまうだけの性能はある。ジオングの攻撃すら当たってもどうということはないのである。耐久値はガンダムより高く撃たれ強いので、中距離を維持しつつ、近寄った敵機をファイアーナッツでダウンさせよう。

射撃

●主1 ビームライフル (MAX=600)
 プロトタイプガンダムの物とほぼ同等の標準クラス。

●主2 キャノン砲 (MAX=576*2)
 射撃時にやや硬直が入るためメインとするにはやや使い勝手が悪い。
 キャノンは2連装なんで二発あたればMAX1152(=576*2)と威力は高い。
 ザクキャノンと比べればあまりに威力は弱い。
 チャージこそ可能だが、これならガンタンクの方がはるかに良い。
 この辺において中距離支援型という中途半端な原作設定が裏目に出ている。
 限界性能まで高め2連射まで上げれば、ダウンしない大御所相手には、
 最大4発(2304)の特大ダメージを与えることもできるだろう。

●主3 スプレーミサイル(ヘッポコ) (MAX=180)
 命中率が低いうえに誘導性も悪く威力もアレすぎて使い物にならない。
 スルーで切替した方が無難。しかも硬直射出。

もちろんステキャン撃ちなどのテクニックで硬直を緩和させることはできるが、戦闘テンポの速い今作。一瞬の隙ですらハイリスクを伴うためである。ちなみにキャノンは下キーを押しながら撃つことで弾道が直線的になり着弾が早くなる...のだが、やはりこれも使いづらい。

●副 ファイア・ナッツ (MAX=600)
 直撃すれば爆風でダウンを奪え、尚且つ炎上による追加ダメージを与えれる。
 比べたくないがザクⅠのクラッカーの方がはるかに強力。

ファイア・ナッツでダウンを取り、そこにキャノンを叩き込む等、創意工夫が必要な機体だ。

格闘

●格 グラップル (MAX=600)
 拳+体当たり。
 同じく徒手空拳の格闘型の水中用MSに比べて、威力が高くなく間合いも小さい。
 更に手数も平均なので多用はできない。しかしコンボが決まるとタックルもする。

SPA

 キャノンによる一斉発射。実体弾混じりで威力は高く,IF持ちにも効果絶大。

出自

●TV・劇場版『機動戦士ガンダム』ほぼ全編で登場する中距離支援型MS。
主な搭乗者はカイ・シデン、ハヤト・コバヤシ。いずれも未成年。一時期アムロ・レイも搭乗 同じく未成年。
サイド7でガンダム・ガンタンクと共に3機製造されたが、内2機はザクⅡF型の襲撃で破壊されている。

劇場版においてはWB部隊に計3機配備され、左胸に108、109、認識番号が各々表記されている。108にはカイが、109にはハヤトが乗っている。もう一機登場するが誰が乗っているか不明。ガンダムに次ぐ戦力として重宝されて、コンスコン強襲におけるリック・ドム12機3分撃破の内、数機の撃墜スコアはカイのガンキャノンによるものである。あまり接近戦をせず消極姿勢で遠方からボシュボシュ撃てばそこそこの戦果を残せる機体なので、カイ・シデンのような腰抜け庶民出の男には相性のよい機体といえ、カイ自身この機体に対する愚痴や不満は一切なかった。一方、セイラがガンダムで出撃し、アムロがこの機体に乗って援護するときは「なんて脚の遅い機体だ!」と愚痴をこぼしている。

●TV『機動戦士Zガンダム』において安置状態でワンカット登場する。

RX-77という型番が示すように、RX-78ガンダムより先に連邦軍が二足歩行に成功した機体で、言わばガンキャノンこそが連邦軍MSの元祖とも言える。中距離支援を冠するように、遠距離用のRX-75ガンタンク 近接用のガンダムの中間に位置する機体で戦術領域は広い。機動性は低いが装甲は厚くガンダムより堅牢な設計である。その証拠にソロモン宙域戦において、至近距離で撃墜したリック・ドムの爆風にも耐えている。しかし一年戦争末期以降の戦いにおいてビームを装備する敵MSが増えるに従い、ガンキャノンのような重装甲による防御のコンセプトは廃れてゆく結果になった。

余談だが「肩のキャノンの弾はどうやってリロードしているの?」という素朴な疑問に答えるべく、MGガンキャノンの上半身の内側には補給している弾丸パーツが確認できるが弾自体はキャノンの口径よりはるかに小さい。余談だが安彦良和先生のジ・オリジンでは、その矛盾点を回避するためにガンキャノンのキャノン部分のデザインを大幅に変更している。なお銃身が厚い理由は冷却装置が銃口の周囲を覆っている為で、これにより持続連射を可能とする。

デザインの元は小説「宇宙の戦士」に登場するパワードスーツがベースとなっている。

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