Boards of Canada


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warp

結成以前

Boards of Canadaは、スコットランドのエディンバラ出身であるMike SandisonとMarcus Eoin兄弟により結成されたプロジェクト。
二人とも、幼い頃より楽器演奏を始める。10才頃にはテープレコーダーを用いて録音技術を磨いていた。
1980年代初頭、二人はカナダ国立映画制作庁(NationalFilm Board of Canada)が制作した教育ドキュメンタリー作品のサウンドトラックを模倣した曲を作り始めた。ユニット名はここからきている。またこの頃には映画も自主制作しており、その音楽も彼ら自身で作っていた。
1984年頃、Mikeはレコーディングスタジオを訪れ、荒削りながらも整った設備を用いてデモを制作していた。
1980年代中頃、Mikeは2、3人の友人を引き連れバンドを結成する。バンド構成はボーカル、ベース、キーボード、ドラムといったありふれたものだった。Marcusもベース奏者といった役割でバンドに加入したが、すぐに重要な位置を占め始め、共同制作者となった。
このバンドは流動が激しく、少なくとも14人の人間が入れ替わり立ち替わり在籍したそうである。
80年代後期、スタジオを作ることを決意。この頃にはメンバーはMikeとMarcus、そして現在はChrist.の名義で知られるChristopher Horneの3人だけになっていた。彼らは日雇い労働などを行い、様々な機材を買い集めることになる。こうして作られた初めてのEPは、制作期間中"Boards of Canada"と呼ばれていた。後にこれをユニット名として使用することになる。


初期活動

1987年、彼らが設立したレーベルMusic70より、"Catalog 3"をリリース。カセット媒体だったが、10年後にCD版も発売されている。
ちなみにBoCの作品の中には70を表す曲名が時々登場する。"Music Has The Right To Children"の"Sixtyten"(フランス語で70)や"Geogaddi"の"The Smallest Weird Number"(最小の不思議数は70)がそれである。
1995年、"Twoism"をリリース。これまでと変わらず、自腹でのリリースだったため100部限定だった。この頃にChristopherが脱退したものと思われる。
翌1996年、半ば友人や身内らに配るというプライベートな意味を持った"Boc Maxima"をリリースした。50部限定。
またこの頃にいくつかの作品がごくごく身内に向けて配布されたという噂がある。これらの音源集が"Old Tunes"と名付けられ、インターネットを介して流出した。以降、本当にBoCの作品か否かについて論争が交わされている。ちなみに"Old Tunes"に含まれる楽曲"5.9.78"が、Chris Cunninghamが制作した日産のCMに使われている。

ブレイク

彼らが商業的成功を収めるのは、Skam RecordsのSean Booth(Autechre)の目に留まってからだった。
Seanの元には多くのデモが送られてきていたが、その中でも際だって目立っていたのがBoCであり、両者の思いはすぐに実を結ぶことになる。
1996年、Skamより"Hi Scores"をリリース。これによってBoCは注目を集める存在となった。
1998年2月、彼らは更にステップアップを果たす。イギリスの名門エレクトロニカレーベルであるWarp Recordsとの契約が発表されたのである。
この年の4月に早速アルバム"Music Has The Right To Children"がリリースされた。このアルバムは彼らの最高傑作に挙げられることも少なくなく、収録トラックである"Roygbiv"はファンの間でも多くの支持を集める曲である。その証左として、2009年にWarp Recordsの20周年企画として行われた楽曲投票でもレーベル全作品中2位を獲得した。
1998年7月、John Peelが彼らを番組内で取りあげた。 "Aquarius (Version 3)"、"Happy Cycling"、"Olson (Version 3)"、"XYZ"をミックスしたが、後に"Peel Session"として発売された中には"XYZ"は含まれていない。
1999年の夏より、次のアルバムの制作にとりかかる。またこの年はWarp Recordsの設立10周年であり、彼らも企画盤に2曲提供した。
2002年、"Geogaddi"をリリース。23曲収録とボリュームある今作であるが、この作品を制作するに当たり400個の断片、64個の完全な曲が作られている。
2004年、アルバム製作中にMikeが父親となる。またこの年の終わりに、Beckよりリミックスの依頼が舞い込む。これを承け、"Broken Drum"のリミックスを提供した。これはBeckのアルバム"Guero"に収録されている(限定版のみ?)。
2005年10月、アルバム"The Campfire Headphase"をリリース。収録曲の"Dayvan Cowboy"は、Melissa Olsonによって映像化され、DVDも発売された。
現在彼らは最新作を制作中と伝えられている。

使用機材/ソフトウェア

  • Akai S1000
  • ROLAND SH-101
  • TASCAM MSR-16
  • Yamaha CS1x

Mix


Boards Of Canada - Live PA, Warp 10, The Z Rooms, Old Truman Brewery, London, UK 1999-11-03by+dB

Sample(Roygbiv)


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