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SCSI-9

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Kompakt

SCSI-9(スカジー9)は、ロシアはモスクワ出身である Anton KubikovとMaxim Milutenkoにより結成されたユニット。名前はインターフェイスの一つであるSCSIが元。公式サイトに行くとWhat is scsi?の項で彼ら自身ではなくこの規格について延々と親切な説明を行ってくれている。
1994年、Kubikovは地元のクラブErmitageでプレイすることで、そのキャリアをスタートさせた。
1995年1月から1996年まではRelaxというクラブでレジデントDJを務める。その後人気を集め、Treasure Island、Metro、Moby Dick、Ptuch、Utopy、X-Danceなどといったクラブにも誘われるようになった。
またこの頃よりモスクワにあるFMラジオ局"Station 2000"にて自身の番組を持ちはじめる。以降約6年に亘り人気テクノ番組として知られる。
1999年にSCSI-9プロジェクトを開始。同年ベルリンにあるレーベルForce TracksとSaloより作品をリリースした。
2000年、モスクワを拠点とするレーベルCitadel Recordsより1stアルバム"House Drop"を発売。この頃Milutenkoが加入し、その後も12インチをメインに多くの作品をリリースする。
軌道に乗った彼らは、2002年秋に地元モスクワで初のライブを敢行する。また同年11月には著名なクラブFabricでもライブを行った。ちなみにCraig Richardsのミックス"Fabric 01"に彼らの曲が使われている。
2003年、ドイツのKompaktから"All She Wants Is"をリリース。SCSI-9自身によるリミックスの他、Wighnomy Bros.とRobag Wruhmeのリミックスも収録した。
同年先述のForced Tracksより2ndアルバム"Digital Russian"を発表。
2006年、Kompaktより3rdアルバム"The Line Of Nine"をリリースした。このアルバムの中に、ドビュッシーの"月の光(Clair de Lune)"を参考にした"Eclair de Lune"というトラックがある。ちなみにこの曲名を直訳すると月の稲妻になる。
2008年、再びKompaktより4thアルバム"Easy As Down"を発売。Vinyl盤も存在するが、CD盤が11曲集録なのに対しなぜかこちらは3曲。Discogsによるとタイトルに"Vol.1"とついていることから、分けてリリースするのだろうか。

Sample(Another Day Acid)


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