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☆ お嬢先輩 （ ※名前募集中 ）

プロフィール

【名前】 お嬢先輩 （ ※名前募集中 ）
【身長】 169㎝
【学年】 ３年生

　落ち着いた物腰で、凛とした雰囲気の持ち主。
容姿端麗・頭脳明瞭・スポーツ万能で、生徒からの憧れの的。
魔楽師の名家の次期当主で、亡き両親に代わり家の仕事をこなしている。
その功績から、学園からも自由に行動していいことが許されている。
周りから騒がれるのは苦手としており、休み時間になると生徒のあまりこない場所に身を隠している。

夏海もお嬢先輩に憧れを抱くようになるが、それと同時になぜか懐かしいものを感じ……。

ショートストーリー

お嬢先輩SS◆ZVVbeVxlJE.txt

詳細　(ネタバレあり)

【お嬢】

≪苗字≫
天咲・天詠・天之水・琴ノ葉・百瀬・水瀬

≪名前≫
　琴音・雪音・綾音・琴夜・美琴・麗華・雅（まさ）

≪学年≫
　3年生

≪性格≫
必要な時以外はあまりしゃべらない。
落ち着いた綺麗な物言い。
凛々しい感じ。
困った人を見捨てられない。

朝は和食派。

≪概要≫
魔楽師（楽器を使う魔法）の名家の後継ぎ。
父は物心つくぐらいのころに事故で亡くしている。
母も魔法学園に入った年に、病気で亡くしている。母は主人公が子供の頃に会っている。

祖母の英才教育の元、育てられ、母とはほとんど触れ合えていない。
甘えるということを知らず、孤高のような人になっている。

既に生徒の域を出ており、名家の名声もあってか、学園生活を自由にしていいことを約束されている。
生徒からはその才能と、美貌に憧れるものが多く評判はいい。
放課後にたまに奏でる曲がとても優しげで、その人気を後押ししていた。

また、困った人を見過ごせない性格をしている。
それはまるで孤独な自分の子供の頃をみているようだから。
そんな気持ちもあって、ロリを救ったこともあったり。

しばらくした後、母を病で失うことになる。
今は母を病から救えなかった自分を責めるかのように、研究に家の仕事にと没頭している。
放課後に曲を奏でられることはなくなった。生徒からはそれを惜しむ声が多い。
彼女自身、最近になって曲が弾けなくなってきており、そのことに焦りを感じ始めている。

≪詳細≫
魔楽師（楽器を使う魔法）の名家の後継ぎ。
父は物心つくぐらいのころに事故で亡くしている。
母は父に代わり家の仕事をこなすために、国中を渡り歩いているためほとんど家にいることはない。

代わりに祖母に厳しい英才教育の元、育てられてきた。
母や父の力が遺伝したのか、幼くして才能をあらわにする。
しかし、それを褒めるものもおらず、ただ重い一族の期待を背負わせられるだけだった。

母は普通の家の出の為、一族の評判がよろしくなく風当たりが冷たかった。
母だけがお嬢に優しく接してくれたが、激務の中あまり会うことも叶わなかった。
祖母が意図的に、会わせないように取り計らってもいた。
その為、ほとんど甘えるということを知らずに、成長していくことになる。
ただ母だけは、自分の奏でる音楽を褒めてくれたため、頑張ろうという気になった。

やがて学校に通うになっても、その生活は変わることはなかった。
常に成績トップレベルで、大勢の憧れの的にもなっていたが、学校が終われば自由な時間などなく、
厳しい修行の繰り返し。
そんな環境で友達などできるわけでもなく、また祖母の教育も手伝ってか、
発する雰囲気が既に名家の跡継ぎのものを醸し出していたため、幼い子供達には近寄りがたい雰囲気になっていた。

私はこの道を歩けばいい。そうすればやがては母上と、共に仕事ができる。
いつしか彼女の目標は、一族を認めさせ、母との触れ合いを果たす。それのみになっていた。
既に魔法学園に入る前から、才能は抜きん出ており、実務もこなすようになっていた。

そして魔法学園に入学。
彼女は既に生徒としての域を超えており、生徒とは名前だけの自由な生活を許可される。
祖母も彼女の努力を認めたのか、あまり口を出さず、彼女に家の仕事を任せるようになっていた。
たまに彼女は屋上で曲を奏でる。母との思い出の曲を。
その曲は生徒にも評判がよく、徐々に生徒からの人気もあがっていくのだった。

ようやく訪れた自由な生活。これからは母を手伝い暮らしていける……はずだった。
その矢先、母が病のため亡くなった。
お嬢に早く会えるようにと、頑張りすぎたのが原因。自分の変調に気づけなかった。

お嬢は大事なものを亡くし、目標を見失う。
それを忘れるかのように、ただただ魔法の研究に没頭していくようになる。
病魔に侵された、母を救えなかった自分を責めるように。

そしてそんな不安定な心のためか、だんだんと曲が弾けなくなってしまっている。

≪一人称≫
　自分・私