オデュッセイアを読む@wiki

エウリュロコス

最終更新:

diktaion

- view
だれでも歓迎! 編集
エウリュロコス(Eurylochus)はトロイアからイタカを目指すオデュッセウスの船の副指令である。彼はオデュッセウスの親戚だった。彼はオデュッセウスを不快にし、問題を起こす、反抗的な人物である。神聖なヘリオスの牛を食べるよう部下をそそのかし、その罰として海上の嵐で命を落とした。


解説

オデュッセウスでのエピソード

  • 魔女キルケの住むアイアイエ島に船が着いた時、エウリュロコスは偵察隊のリーダーに選ばれた。彼らはキルケの屋敷を見つけた。みな中へ入っていったが、エウリュロコスだけは後に残り、キルケが隊員たちを豚に変えると、船へ戻ってオデュッセウスに報告した。オデュッセウスは部下を助けに出かけたが、彼は行こうとせず、早くこの島を離れるべきと主張した。オデュッセウスが仲間を救ってキルケの屋敷から帰ってくると、エウリュロコスは反抗的だった。オデュッセウスは怒って彼を殺そうとしたが、部下が引きとめた。(第10歌
  • キルケヘリオスの島の牛に手を出してはならないと、オデュッセウスに警告したが、エウリュロコスは飢えた部下たちをそそのかして、牛を食べてしまった。神罰としてオデュッセウスの船は破壊され、部下たちは投げ出され、エウリュロコスを含めて全員死んでしまった。オデュッセウスのみ生き残った。(第12歌








タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

記事メニュー
目安箱バナー