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X.O.R.

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fistados

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「X.O.R.(ソル)」とは、神界の最高機関の一つで「裁定所」の役割を担う団体および役職。
神界では唯一の公正司法機関であり、3者によって評議を下す判決は神界全土の状況を左右する重要なものである。
議場はクブリク第III層492に存在する。なお、一般人は入ることが出来ない。

目次

名前

「X.O.R.」という名称は「Xhios Orgs Riodientús(心が持つ指標)」を略したもの。

象徴

ウェルタロン('wertaron)

右向きの三角形に飾りが付いたバッヂ。X.O.R.機関が議場入場承認済みであることを表し、議場に入場する際は判定者、執事、提案者の全てでこのバッヂの着用が義務づけられている。

492章(re tier.prot/レ・ティエル・プロートゥ)

X.O.R.の公章。区間名がそのまま章名となっている。青、赤、緑を均等配置した正三角形の中央にアーテンスバルトをあしらっている。
492章

判定者(vhuivarde)

X.O.R.の判定は以下の三者によって行われる。これらは3人の死神がそれぞれを担っている。判定の際、他判定者の損益および感情を考慮してはならない。また、一切の賄賂や脅迫も受け付けてはならない至高の存在であり、その責任性は重大である。bewは1つ、seteは2つ、tronは3つづつ星型のバッヂを付けているが、特に付けなければならないという決まりがある訳では無く、現判定者3人が相談して私的に付け始めたもの。

bew(ビゥ)

1を表す。提示案件における「生(生まれる、生産)」についての判断を行う。
担当死神: ノステラアトス

sete(セテ)

2を表す。提示案件における「力(生きる、継続)」についての判断を行う。
担当死神: ロベルスタルトス

tron(トローン)

3を表す。提示案件における「死(死ぬ、崩壊)」についての判断を行う。
担当死神: エルキアルバドス

左からロベルースタルトス、エルキアールバドス、ノーステラートス。

採決形式

X.O.R.の採決には「絶対決議(ぜったいけつぎ)」と「三意議決(さんみぎけつ)」がある。
提案者は審議段階でいずれかの形式を選ぶことが出来るが、特に但しが無ければX.O.R.によって最適な形式が決定される。

絶対決議(yënorpos/イエエノルポス)

bew、sete、tronが同時に判定を下し、その多数決によって採決する方式。
三者は全て平等となり最もフェアな方式ではあるが、少数派の意見に関わらず決定されてしまうため、発案者が納得せず三意議決を申請されることが稀にある。
おもに裁判と管理者選出で用いられる。

三意議決(wvertags/ウウェルタクス)

bewとseteが提唱し、tronが最終的な判断を下す方式。この方式のみtronが特権を持ち優位となる。bewとseteで意見が割れたとき、tronがどちらかを採用すればそれが判決となる。しかしbewとseteが同じ判定にも関わらずtronがそれに異議を唱えた場合は保留となり再審議が行われる。
おもに政治や治安などの国政に用いられる。

判決までの流れ

  1. 提案:案件の申請、案件申請後、第III層入場特許承認通知と解釈書および判定方式要望を提出。
  2. 審議:判定者が解釈書を確認。
  3. 採決:解釈書を基に絶対決議か三意議決によって採決を行う。
  4. 判決:執事が判決結果と理由を述べ判了。
  5. 再審:案件提出者が不服を申し立てた場合は別の判定方式で再決。(同日不服申告は3回まで認められる)

  • 「否決(noes)」が出た場合は別の日に再申請できる。
  • 「可決(yís)」が出た場合は必ずそれを実行しなければならない。
    • X.O.R.の催促に応じず案件の実行を行わなかった場合、不履行に問われ実行するまでのあいだ神文を剥奪される。

解釈書(rastaḿ/ラスタムン)

X.O.R.が判定に使用する書類。案件の際にはこれを提出することが義務づけられており、内容は案件の重要事項や必須事項などを箇条書きにしたもの。各箇条には「解釈73」などの番号が振ってある。矛盾、損益、善悪を判断する重要な材料となる。
解釈書の8割以上は アアロステーストノルス が手がけている。

書官、解釈書官(rastamirùs/ラスタミレス)

依頼者からの情報をもとに解釈書をまとめ、清書する役職。高度な知識と技術が必要とされるため官員は少ない。作成はアアロステーストノルスが8割ほどを占める。

解整官(rastamirus/ラスタミルス)

書官の仮解釈書に矛盾がないかを炙り出すための役職。ここを通して初めて正式な解釈書となり、初めて判定者へ提出される。書官と同様、高度な知識に加えて洞察力が要求される。「解釈整理官」とも言う。書官との兼務は出来ない。

判意カード(broccas/ブローカス)

判断意思を示すために用いる二枚一組のカード。各判定者が一組づつ持っている。
神界語の「Y(賛成)」と「N(反対)」を表す文字がデザインされており、判断終了の際はこれを提示して判定意思を示す。
紛失したり破損すると判定者不適合により失格追放となる。(問答無用でX.O.R.から弾劾される)

yís(賛成) noes(反対)

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