桜場コハル作品エロパロスレ・新保管庫

鉄棒電気アンマ

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coharu

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「ねー、リョータ。また『比べっこ』しようよ」
放課後、5の2女子出席番号10番・小泉チカが鉄棒の所で声を掛ける。
「ま、またかよ……この前やったろ、それ……」
声を掛けられたのは同じく5の2男子出席番号12番佐藤リョータ。二人は幼馴染で、クラスでも一緒に遊んでいる姿をよく見かける。

まだ精神面で子供っぽい所のあるリョータに比べると、チカは同世代の女子がそうであるように、少し大人びた言動をする。
ただ、性格は勝気なのでよくリョータと衝突し、時折大声で喧嘩して『夫婦喧嘩』とクラスメートに冷やかされる事もあった。
でもまあ、それはご愛嬌。基本的に二人は仲良しでいつも楽しく遊ぶ事が多かった。

「ふふ~~ん、リョータは男子だからこの時期は急成長してるんでしょ? もしかしたら足の長さもまた私を抜いたかもよ?」
そう言うチカも最近急成長している。チカは、長い髪が可愛い、足のスラッとした女子。
6時間目が体育だった事もあり、チカはブルマ姿だ。何故それをそのまま履いているのか、それには理由があった。

「い、いつまで体操服でいるんだよ。もう帰るぞ?」
リョータはツンツンした髪の毛が特徴の男子。いつも元気一杯だが、今は何故か大人しい。
そのリョ-タの様子を見てチカがにんまりする。
「じゃあ、一回『比べっこ』しようよ。そしたらスカート履いて帰る」
「な、なに勝手に決めてるんだよ?」
「だって~……背が伸びた事を実感したいんだもん」
「背だったらどこででも比べられるだろ? 後で教室ですればいいじゃん」
「やだ。ここがいい」
「どうしてだよ?」
「だって……伸びたのは背だけじゃないし」
にまっとチカが笑う。やっぱり……とリョータは心の中で溜め息をついた。



先日の事――。

リョータは背が伸びて嬉しそうなチカと背比べをする事になった。
二人は並んで立ち、クラスメートが判定する。結果は、リョータが少し高かった。
不満そうなチカだったが、ある生徒が「足はリョータの方が短くねぇ?」と疑問を口にした。
そして今度は足の長さを競争する事になった。測定方法は簡単。
二人同時に鉄棒に跨って足を伸ばした状態でその長さを測るのだ。
結果は……リョータの負けだった。チカの方が背は低かったのに足が長かったのだ。そして
敗者のリョータには『短足の王様』と言う屈辱の称号が贈られたのだ。

そして今、チカは『比べっこ』と言いながら鉄棒の所にいる。つまり――。



「また足の長さの比べっこなんだろ?」
「うん♪」
うんざりとした顔つきのリョータとにんまりとした笑顔のチカ。
対照的な表情はその勝負の行方はもう既に決している事を示していた。
どうやらチカは勝負をしたいと言うよりも、単に自分の足が長い事を実感したいだけらしい。
比べられるリョータとしてはいい迷惑である。さっさとこの状況を切り上げて帰りたかった。

「よいしょっと……リョータも早く跨りなよ♪」
上は私服のTシャツ、下はブルマと言うちょっと変わった取り合わせのチカは鉄棒に跨って乗り、両手で前後を支えて落ちないようにしてリョータを待つ。
わざわざブルマでいるのはスカートを穿いていると股のところが隠れてしまって、ちゃんと判定出来ないと思ったからだろう。

そこまでしてやるかよ――とリョータは思う。
どうやらチカはこの前の勝利が余程気に入ったようだ。
鉄棒に跨るチカのブルマの股間は若干食い込んでいた。それすら気にならないらしい。
「わかったよ……やればいいんだろ?」
「うん、やろやろ♪」
リョータは観念したように鉄棒に近づき、チカの様子を見る。
チカは楽しそうに待っていたが、その鉄棒に食い込んだ股間にリョータは思わず見入ってしまった。

(あれ……こいつのここって……こんな感じだったかな?)
この前の足比べの時は勝負に懸命で気づきもしなかった。
しかし、こうやって改めてじっくりと見ると――。
(なんだか、ちょっとエロっちぃような……)
チカのブルマのそこは、チカが身動きする度に鉄棒に食い込みながら蠢いている様にリョータには見えた。
(女って、鉄棒に跨るとあんなに食い込むんだ……痛くないのかな?)
チカの表情を見る。
涼しい顔をした彼女は苦痛を堪えているようには見えなかったが、時折、体を浮かしたり、前後左右にポジションを変えたりしてるのは、やっぱり長い時間同じところを食い込ませると辛いのだろうか?

「なぁ、チカ……」
「なぁに?」
「お前……それ、痛くねぇの?」
「はぁ……!?」
チカは最初リョータが何を言ってるのか、良く分からなかった。
しかし、その視線の先を辿ると、どうやら自分の股間を見ているようなのだ。
チカの心に急に恥かしい気持ちが湧き出してきた。
「ど、どこを見てるのよ……。もう……」
チカは思わず手で股間とお尻を隠そうとしたが、バランスを崩しかけたので慌てて元の位置で体を支える。
いくらブルマを穿いているとは言え、女の子の大事な所を、男子にじっくり見られるのは恥かしい。

「い、痛い訳ないでしょ? もしそうだったら降りてるよ」
「そ、そうだな……」
「男子とは違うんだもん。……そっか、男子には邪魔なものがついてるしね。ヘンなものをつけてると大変だね」
アハハ……、とチカが笑う。チカとしてはエッチな目で見られた仕返しも入ってるだろう。
だけど、リョータにはちょっとムッと来た表情をする。

「ヘンなものって何だよ? そういう事を言うと――」
その後の行動をリョータはどうしてやってしまったのか、覚えていない。
ただ、売り言葉に買い言葉でちょっとカッとなって反射的にやってしまったのだと思う――。
いきなりリョータは、鉄棒に跨ったチカの両足に抱きつくように飛びついた。
そしてそのままぶら下がる。
リョータ一人分の全体重がチカの股間に掛かり、鉄棒に激しく食い込む!
ズンッ……!! とした衝撃がチカの女の子の部分に襲い掛かった。

「☆%〇#$……&%$!!」
チカは大きく体を仰け反らせ、声なき悲鳴をあげる。足を大きく振ってリョータを思い切り蹴飛ばす。
チカの太股にしがみ付いていただけのリョータの体はそのまま振りほどかれ、お尻から地面に叩きつけられた。
「いってぇ~~!! な、なんだよ…………ん?」
いきなり振り落とされて怒ろうとしたリョータだが、チカが鉄棒に跨ったまま真っ赤な顔をしてプルプルと震えているのが見えた。
(お、怒ってるのかな?)
リョータはもしかしてチカが怒りのあまり震えているのかと思ったが、どうやら違うらしい。
「……………うっ…………ん…………」
チカの両手は自分の体の前方の鉄棒を握っていて体を支えている。
どうやら彼女は動けない様子だった。
俯いた状態で少し前かがみの姿勢になり、何かにじっと耐えるように、時折呻き声を上げながら鉄棒に跨った状態で小刻みに震えていた。
額からはじんわりと汗が滲み出してきている。もしかして、辛いのだろうか?

「ち、チカ……?」
リョータは心配になってきてチカに声を掛けるが、チカは返事をしない。
やがて、「ふぅ……」と溜め息をついた後、ゆっくりと体を起こすと、額の汗を拭って鉄棒から降りた。
そして、今度は鉄棒の支柱に左手を置いて腕に頭をつける反省猿の様な格好で動かない。
「だ、大丈夫か……?」
リョータが背中を擦ってやる。
チカの様子が変なのは分かるが何があったのかが分かり難いので、仕方なくそうしていた。
チカはしばらくの間その姿勢で動かずにリョータのなすがままになっていたが、やがて落ち着いてきたのか、面を上げると、何も言わず鉄棒を指差した。

「チカ……?」
「リョータもやって……」
「え?」
「鉄棒に跨って……早く」
「ええっ? う、うん……わかった」
チカの意図は分からなかったが言葉には有無を言わせない力があった。
これ以上逆らうと不測の事態を呼びかねないので、リョータもさっきのチカと同じように鉄棒に跨ってバランスを取った。

「こ、これでいいのかよ?」
俯いたチカの顔は長い髪に隠れて見えないので表情が読めない。
取り敢えずは命令に従うしかなさそうだと思い、リョータは言いなりになる。
「ちゃんと跨った?」
今のチカの声は抑揚がない。その分、いつも怒っている時よりも何倍も怖かった。
「ああ、跨ったぞ。それで、どうするんだ?」
「こう……するの!」
チカはいきなりリョータに近づくと、その足元に潜り込み、両方の手でリョータの足をつかんだ。
そして、自分の体重を掛けるようにして、一気に思いっきり引っ張った!

「☆◆%~〇#$……! &%$●▽★……!!!」
今度はリョータが声なき悲鳴を上げた。
その声はチカの時よりも数倍ほど周波数が高かった様に思われた――。



「イテテ……つ、潰れるかと思った……」
暫らく経って、漸く口が利けるぐらいに痛みが治まりつつあったリョータが、その痛めた股間を押さえながらチカに文句を言う。
「いい気味よ。まったく……」
チカはまだ少し怒ったような表情で言う。彼女は再び鉄棒に跨った。
「お前は……痛くなかったのか?」
リョータが驚いた表情で言う。チカはキョトンとした表情だ。
「……何が?」
「何がって……さっきまで、その……痛がってたような……」
「別に痛かったわけじゃないよ。その証拠に私はリョータみたいにアソコを押さえたりしなかったでしょ?」
チカは強気な態度で言う。しかしこの口調にはどことなく虚勢に似た危うさが感じられる。
しかし、リョータはそれに気づかず、今また鉄棒に跨って足をブランブランさせているチカを見て、さっきのチカの苦悶はリョータを困らせる演技だったのかも?
と半ば信じかけているが……。

「ほら、こんな事をしても平気。女子には邪魔なものはついてないもん♪」
チカは跨った状態で両手を鉄棒から離して股間だけで自分の体重を支える格好をした。
ブルマーにキュンと股間が食い込むが、チカは涼しい顔をしていた。
そしてその両手は「痛くないよ~」と言わんばかりにひらひらと振っている――。
「………………」
それを見て逆にリョータは怪しんでいた。
何故チカはわざわざ何度もこうやってアソコが何とも無い事を証明したがるのだろうか……?

「……じゃあさ、そのまま足を引っ張っても平気?」
突然のリョータの問い掛けに、チカは一瞬、頬がひくつきそうになったが、直ぐに表情を立て直した。
「へ、平気よ。……なんなら、やってみる?」
髪をかきあげて余裕の言葉を吐く。
リョータはチカの内心を推し量るようにその顔を見つめていたが、チカの足元に座り込んだ。
チカの背筋に嫌な予感が走る。
「ああ……やってみる」
リョータがチカの両足首を掴んだ。
(ええ~~!?)
チカはリョータの大胆な行動に動揺する。まさか本当にやってくるとは思わなかったのだ。
しかし、今更イヤだとは言えない。
「い、いいよ! ……ぜ、全然平気だもん」
チカは意地を張ってリョータの自由にさせた。それが後々大変な事になっていくのを、
この時のチカには知る由も無かった。



「よし……」
リョータが鉄棒に跨っているチカの下に潜り込んで座り、チカのぶらぶらしている両足首をつかんだ。
一瞬、ビクッとチカが反応する。
「あ……あの、ゆっくりね……。さっきみたいにいきなりぶら下がったりしちゃダメだよ?」
チカが不安そうにリョータを見下ろす。
なんだ、やっぱりさっきのは効いてたんジャン、とリョータは心の中で思う。
「お、おう……ゆっくりとだな……」
リョータはチカの両足を引っ張り、ピンと足を伸ばさせた。ゆっくりとだが、引っ張る力は緩めていない。
チカのブルマの股間が更に鉄棒に深く食い込んでそこに負荷が掛かっているのが良く分かる。
これで何ともないはずがないな、とリョータが内心思っていると――。

「……ん…………あっ……!」
チカは目を閉じて呻き声を上げた。
リョータの鉄棒股間責め(そう言ってもいいだろう)が効いているのはその表情で如実に分かる。
さっき跨ってただけの時は辛うじてポーカーフェイスを決めていたが、あれが限界だったのだ。
もうこれ以上は騙すのは無理だった。
「チカ……痛いのか? 痛かったらやめてやるけど……」
「ぜ、全然! ……続けたら?」
リョータの気遣いを峻拒するチカ。
続ける理由は良く分からないが、チカの言い方が少しシャクに触ったので、リョータは言うとおりにしてやることにした。
引っ張る力そのものは緩めずに、チカの足首を握っている左右の手を交互に上げ下げする。
「あっ……!? だッ……! …………んッ!!」
『ダメッ!』と言う言葉は辛うじて飲み込んだのだろう。チカが一瞬何かに耐える表情をする。
リョータの手の動きで、チカの両足は交互に引っ張られ、股間の位置が左右に揺れる。
鉄棒に食い込んだ状態でそれをやられると、グリグリと左右が押し付けられて責められるようになるのだ――女の子の大事な割れ目の部分が。

「はぁ……ん……りょ、リョータ……」
切なげな吐息を漏らしてチカがリョータを見る。
リョータはじっとチカの股間を見つめながらチカの両足を動かす作業に熱中している。
その目は熱く煌いていた。
(リョータ……興奮してるの……?)
チカの瞳も潤んでくる。
リョータが股間を責めるたびに、体の中心から込み上げてくるもので体が火照って、頬が紅潮する。
「あぁぁ……うっく……!」
チカは時々耐え切れなくなったように反り返り、鉄棒をギュッと握り締めた。
その様子をリョータはドキドキしながら見つめている。
(なんだか、こいつ……ヘンだ)
いつものチカとは全然違う。何だか、その表情を見てると自分も体が熱くなるのを感じた。
濡れた瞳と染めた頬がいつものチカより大人びて見える。

「ど、どうだ? 流石に参ったろ? チカが『女子もここを責められると効きます。許して下さい』って言えば止めてやるけど?」
リョータが悪ぶった言い方で挑発する。
チカは鉄棒上で悶えていたが、リョータの言い方にカチンときた。
「そ……そんな事言える訳……ない……。りょ……リョータには効いてるように見えるの? 余裕だ……よ。よゆ……う……」
辛うじて言うといかにも効いてないと言う風に、にぃっと笑う。
しかし、貼り付けたような笑顔にしかならず、紅潮した頬もじんわりと滲んできた額の汗も全くごまかせなかった。
だけど屈服はしない――そういう意地は見えていた。


(う~~ん、頑張るなぁ……)
チカの意地に釣られたのか、逆にリョータも意地でも屈服させてやりたいと考える。
(ちょっと責め方を変えてみるか……)
リョータは交互に足を引っ張るのを止め、今度は両足一緒に引っ張った。
「はぁうん……!」
チカが急に股間に力が掛かったので悶える。リョータは今度は両手同時に短い間隔で揺するように引っ張った。
チカの太股がブルブル震えて鉄棒に食い込んだ股間も振動攻撃を受ける。
「あうう…………うあぁ……うああぁあああああ……ん!」
下半身を襲う振動にチカは大きく仰け反った。
太股とアソコを責めさいなむ振動が全身に広がっていく。
チカの呻き声もリョータが送り込む振動に合わせて震えている。

「りょ、リョータ……そ、それは……だめぇ……! ……んッ! ……あああぁッ!!」
震える声で悲鳴を上げて最早股間責めが効いている事を隠せないチカ。
勿論隠した所でバレバレなのだが。
「ま、まだまだ……!」
リョータもいつもの悪乗りの『振り』をしていた。チカが段々すごい事になって来ているのは気づいている。
リョータがうん、うん、と引っ張るたびにチカの体は震え、鉄棒に食い込んでいる所が段々と濡れてきているのが見えたのだ。

(あ、あれってもしかしたら……)
性教育の授業で習ったり、おませなクラスメートの会話で時折知る、女子の秘密――。
女子の大事なところから出るのはおしっこだけじゃないと言う事は、そちら方面の知識に疎いリョータも知っていた。
今鉄棒を濡らしているのはそれじゃないのだろうか……。
(でも、それって確か……感じてる時に出るんじゃなかったっけ――?)
つまり、チカは今リョータに鉄棒で責められて、感じてしまっているのか?
自分がされた時にはタマが潰れそうになり、激痛で悶絶したけど、女子は違うのか?
最初にいきなり全体重をかけた時はチカも悶絶していたけど。

(それに……これって『でんきあんま』だよな――)
今リョータとチカの体勢は、クラスで時折嵐を巻き起こす、電気アンマに似ていた。
本式? の電気アンマは相手の足を掴んでオマタに自分の足をあてがってブルブル震わせるものだが、今チカにしている行為も、股間を圧迫してブルブル震わせるという意味では似ていた。
クラスでは電気アンマをされているのは男子が多くて、しかも大抵が冗談で、短い時間震わせるだけだったが、今はチカも意地を張るのでかなり長時間になっていた。
それに、チカは女子だ。男子とは全然反応が違う。

「ち、チカ……もういいだろ? 負けを認めろよ」
「あぅ……ぅぅ……。え? 負け? 負けって……誰が……?」
「お前に決まってるじゃないか。もうその……すごい事になってるのはお見通しなんだぞ?」
リョータが降伏勧告をする。しかし、何故かリョータの方が焦ってるように見えた。
降伏を迫ると言うより、そうする事を懇願しているような感じだ。
チカは息も絶え絶えに返事すら満足に出来ないでいる状態だったが……。

「………イヤ」
「チカ?」
「リョータに……負けなんて認めない……もん……。私に……負けを認めさせたかったら……自力で……何とかしなさい……よ」
「うっ……」
勝ちたかったら、このまま鉄棒電気アンマ責めを続けろと言う事だろうか?
しかし、リョータにはこれ以上事態をエスカレートさせるのには躊躇いがあった。
「い、意地を張るなよ! これ以上したらどうなっても知らないぞ!?」
「うるさいなぁ……平気……だったら……」
狼狽するリョータと荒い息遣いで辛うじて答えるチカ。それは、責めているはずのリョータが
圧倒的に気圧されている、奇妙な光景だった。


「クソッ! もうどうなっても知らないからな! 今度はやめて欲しいって言ってもやめてやらねぇぞ!?」
「フン……だ。……効いて……ないから、平気……だもん」
チカは鉄棒をギュッと掴んで、リョータの責めが来るのを待った。覚悟を決めたようだ。
「え~~い! じゃあ、やってやる!」
リョータはしっかりとチカの両足を握りなおすと、再び両足を揺する振動を開始した。
「はぅああ……! ……ああんッ!!」
股間に食い込ませた鉄棒をぐっしょりと濡らせたチカは上半身を仰け反らせて悲鳴を上げる。
股間を襲う圧迫感と振動。
それらが淫靡な攻撃となって、チカの女の子の部分を激しく責め立てた。

ぶるぶるぶる――。ぐりぐり――。ブルブルブル――。

リョータは足を交互に引っ張るグリグリ攻撃と同時に引っ張ってブルブル震わせるアンマ
攻撃の二つを駆使してチカの女子の急所を責める。この二段構えの攻撃にチカは耐え切れ
ない様に体を激しくくねらしたり、息を止めて我慢したりしている。
それは攻撃を耐えると言うよりも、愛撫を甘受する女の姿にも見えた。

「あぅう……リョータ……もう……私……」
「チカ!? どうした……!?」
「やめないで……! ああん……なんだか……へん……頭が……飛んでっちゃいそう……」
「チカ……」
リョータは最早勝負などどうでも良くなっていた。チカはとても辛そうだ。
痛いとか苦しいとかじゃなく、何かもどかしいような切ないような気持ち――それが表情に表れている。
「チカ――どうしたらいい? どうしたら、楽になれる?」
「リョータ……もっと……もっと強くして……。強く……私のここを……苛めて……」
リョータの問い掛けに懇願するようにチカが責めを願う。
二人は既に常識の思考からは遠くなっていた。
この二人だけが入ったアブノーマルな状況で、リョータはチカを楽に――
つまり、気持ちよくさせてあげたい、とだけを考えた。
そして、チカは『もっと強くして』と懇願したのだ。

「わかった――強くしてやる。チカ、今楽にしてやるからな」
「……ハァ……ハァ……。うん……リョータ……お願い……」
「いっくぞぉ~~!」
リョータはチカに最後の確認をすると渾身の力でアンマ型の振動で両足を同時に引っ張った。
チカの両足がピンと伸び、ブルブルブル……と振動が鉄棒を通じて食い込んだ割れ目に伝わって、食い込んだ圧迫感と同時にチカの処女を責め立てた。

「ああああッ……!! リョータ……リョータぁ!!」
チカは半狂乱になったように長い髪を振り乱して鉄棒の上で悶える。
それを見たリョータは一旦両足を持った力を抜く。
チカの股間が圧迫と振動から解放されたと思われた刹那――、リョータは今度は全体重を掛けて渾身の力で思いっきりチカの両足を引っ張った。
チカの股間が今までとは比べ物にならないぐらい、激しく食い込み、ズン……!! と重い衝撃がチカの女子の急所を貫き、全身に電流の様に伝わった。

「はぁあぁああああああああ~~~~~ッ!!!!」

ぷしゃぁぁぁぁぁぁ……!!!
チカの女の子の秘密の場所から、オシッコとは違う蜜が噴出し、そのまま彼女の視界は暗くなった。



「う……ううん……」
チカが目覚めると、そこは校庭ではなく、天井のある部屋だった。
「あ、あれ……!?」
慌てて起き上がって周囲を見回す。
チカが寝かされていたのはレールカーテンがあるベッドだった。つまり、ここは保健室だ。

「気がついたか?」
ぶっきらぼうな、だけど、チカを心配するかのような声が聞こえた。
「リョータ?」
チカがレールカーテンを開けるとリョータが立っていた。
リョータはチカが起き上がったのを見ると一息ついて視線を少し外して椅子に座る。

「私……気絶したの?」
「ああ」
「ここまで……リョータが運んでくれたの?」
「ああ。保健の先生はいなかったから勝手に使わせてもらった」
「そうなんだ……」
チカも段々とここに来た経緯を思い出してきた。リョータに鉄棒で責められて、失神してそれから――。

そこまで考えが及んだ時、慌てて自分の下半身を確認する。
鉄棒の時のブルマの上からスカートを掛けられていた。これもリョータが持って来てくれたのだろう。
穿かせたりせずに上に掛けるだけにしておいてくれたのは、ありがたかった。
多分、何もしていない事を明示するためにリョータが気を使ってくれたのだろう。
(でも……見たんだよね)
私の恥かしい沁みを――。チカはまだ湿っているブルマに手を触れ、真っ赤になる。
(リョータはどう思ってるのかな? エッチな女子だって思ってるよね?)
チカは恐る恐るリョータの表情を覗き込む。
チカの視線に気づいたリョータは慌てて更に視線を逸らせた。チカがそのリョータの態度に不思議そうな顔をする。

「そっか……重かったでしょ?」
「ああ」
「そこは『ああ』じゃないでしょ! 生返事ばかりなんだから」
「ああ……」
リョータは言われたばかりなのにまた生返事する。チカの顔から視線を逸らせながら。
チカは噴出しそうになった。リョータは、どうやら照れくさいのだ。私と向き合っているのが。
この態度は、痴態を晒した不安を覚えているチカをとても安心させた。
(そっか……リョータ、照れちゃってるんだ)
あんな事になったのを、リョータも照れているようだ。
そういえば、リョータは女子が恥ずかしい思いをしてもそれをネタに笑ったりはしない。
スカート捲りだって自分からはしないし、こちらから誘わなければ何もしない、奥手の男子なのだ。


「ふ~~……。なんかとんでもない事になっちゃったね」
「…………だ、大丈夫か?」
「私? どうして?」
「だって、その……」
何の事を言ってるのかは分かっているが、こちらからは察してやらない。
チカは意地悪を楽しんでいた。リョータの具体的な言葉を待つ。
「その……チカをいじめたから……」
「…………」
もしかしたら、リョータは責任を感じているのかもしれない。
自分がやったことでチカが恥かしい所から蜜を溢れさせて失神し、恥かしい思いをしているだろう事を。
チカはそれを察し、少し嬉しくなってリョータに意地悪するのをやめた。

「フフン……少し頑張りすぎたかな?」
「……あ。そ、そうだ! お前がヘンな意地を張るから」
「だって、リョータいきなり『お前の負けを認めろ!』なんて言うんだもん。だから、意地になっちゃったよ」
チカが舌を出す。リョータがむっつりとした表情で言う。
「そんなに、俺に負けるのがイヤかよ?」
「うん♪ 女子には男子に負けたくない意地があるんだよ」
クスクス……とチカが忍び笑いする。リョータはそれを見てちょっと変な気持ちになった。
チカの事が可愛いと思えてしまったのだ。

「だから、私……今度、今日のリベンジを挑むからね!」
「り、リベンジ……!? な、なんだよ、それは」
リョータは物思いに耽っていたが、いきなりのチカの挑戦に思わず身を引く。
「今度はね……」
そう言うとチカが自分のスカートを捲り上げる。リョータは思わず中腰になりかけた。
下にブルマを穿いている事は知っていても、女子が自分でスカートを捲り上げるのは刺激的な絵面だ。

「部屋で本当の『電気アンマ』で勝負しよ?♪」

呆気に取られるリョータに、チカはにんまりと小悪魔の様な笑顔で微笑んだ。



(おしまい)


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