桜場コハル作品エロパロスレ・新保管庫

藤秋

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coharu

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中学生の性欲というのは恐ろしいものだ。
ましてやそれが男子だとすると「女」という生き物は「性」という対象でしかないのだろう。
でもいいんだ。それでもいいんだ。私は藤岡が好きだから。

6年生になった私はハルカ姉さまに携帯を買ってもらった。
「近頃は変質者が多いから! チアキも気をつけるのよ。」
ハルカ姉さまは言っていた。
「そうだぞチアキ! おかしなことにならないようにお前に携帯を授けよう!」
カナも私のことを心配してくれてた。しかし二人の想いを裏切ってしまった。
もうすでにおかしなことは始まってたんだ。

授業中、不意にメールがなった。
(チアキちゃん。今日もいつもの場所に4時。今日もかわいがってあげる。)
シンプルな文だったが私は胸が躍った。もう何回繰り返しただろうか。
何回やったってまたやりたくなっちゃうんだ。ばかやろう!

ことのほったんは藤岡がうちに遊びに来た時だった。
「チアキちゃん。携帯買ってもらったんだってね! よかったね。」
藤岡は私を膝の上に乗せて言った。
「ああ。これで私も現代っ子デビューだ。」
「そっか…ねえ良かったらメルアド交換しない?」
私はうれしくて大きくうなずいた。
藤岡が帰った後、寝る前に試しにメールしてみた。
「「こんばんは。チアキです。よろしく。」」
少々ぎこちなかっただろうか…。しかしすぐに返信が来た。
「「こんばんはチアキちゃん。チアキちゃんの作ったカレーおいしかったよ。いつでもメールしていいから、気楽に話してネ。」」
私はベッドの上でひとりニヤニヤしてしまった。
それからというもの私は夜、寝る前に藤岡とメールするのが日課となっていた。



中学三年生の藤岡は受験を控えているのにも関わらず優しくメールを返してくれた。
眠れない夜は朝方までメールに付き合ってくれたりもした。
そしてその夜、おかしなことの原因となるメールをしてしまったのだ。

「「チアキちゃんは、好きな男子いるのかな??」」
「「クラスの男になんて興味ないよ…」」
「「でも、6年生なんだから、キスとか興味あるんじゃないの??」」
「「………」」
「「あるんだね?? あははかわいいねチアキちゃん。」」
「「かわいいとかいうな! はずかしいじゃないか!」」
「「じゃあ、おかしなことは興味ある??」」

私はドキっとした。藤岡がこんなことを言うなんて思いもしなかったからだ。
以前、内田や吉野に聞いたことがあった。おかしなことの正体を。
私は返信に困ったが、藤岡に嫌われたくなかったからこう返した。

「「…それはまあ多少は…」」

それっきりメールが来なくなった。私はその夜一睡もできなかった。
嫌われてしまったのだろうか…変態な子だと思われたのだろうか…
メールをしようにもしづらいし…結局眠らずに学校へ行った。
授業中も眠気と悲しさで胸がいっぱいだった。何回ため息をついたことか。
帰り道、ひとりぽつんと歩いていると前方から背の高い男が歩いてきた。
まぎれもない藤岡だった。
「やあチアキちゃん!」
「…ふ、ふじおか?」
私は嫌われてはいなかったようだ。藤岡はさわやかな笑顔だった。
「チアキちゃんこれから暇?」
「ああ特に予定はないよ。」
「そうか! じゃあちょっと良い所に行こうよ。」
「え…いや、でも」
「いいからいいから」
私は半ば強引に手を取られ連れて行かれた。その手は力強く、温かだった。
「…ここは…?」
私は大きなビルに前に連れてこられた。右のほうに看板が貼ってあった。



「ホ…テ…ル…」
私がアルファベットを読み終わる前に藤岡に手を引かれ中に入れられてしまった。
受付のような所で藤岡が何かやっていた。
私は不思議に思ったが気にせず、ベンチに座って見ていた。
「さあチアキちゃん! 行こうか。」
「お、おい藤岡。行くってどこに…」
「お・か・し・な・と・こ・ろ」
エレベータに乗せられ廊下を歩き、ドアの前に立った。
私はドアを開け中に入った。その先は夢のような部屋だった。
キレイで大きなベッドがありジャグジーがあり大きなテレビもあった。
「おお…ふ、藤岡これは…」
「とりあえずチアキちゃんお風呂行っておいで。」
私は展開の早さに意味がわからなかったがとりあえず言う通りにした。
ジャグジーで体を洗おうとしてボディソープに手を伸ばした。
しかし妙な液体だった。泡立たないしヌルヌルしてるし。
ためしに体に塗ってみるとなんだか気持よかった。
言葉で例えるならば おかしな気分てやつか。
風呂からあがり服に着替えようとしたが肝心の衣服が無かった。
ここに置いておいたはずだったのに…そばにはバスタオルだけ。
しかたないからバスタオルで体を包み風呂を後にした。
「お~い藤岡。上がったぞ~」
「良い湯だった?チアキちゃん!」
「ああ、まあね。それより私の服が…」
「じゃあオレも風呂入ってくるよ。あ!テレビでも見てて待ってて。」
藤岡は私の言葉を振り切り風呂へと行ってしまった。
「…なんだ??」
私は思ったがとりあえず藤岡の言う通りテレビを見ることにした。
大画面のテレビはベッドの横の台に置いてあった。
スイッチを入れしばらくするととんでもないものが映し出された。
男と女が裸で抱き合っていたのだ。男が女の体を舐めまわしたり触ったりしている。
女は激しく声を出し、男のモノを咥えていた。
私はなぜか食い入るように見入ってしまった。
恥ずかしいことだとわかっていても体がジンジンするのだ。なんというか股のあたりがジュンジュンする。
しばらく見てるとう不意に後ろから抱きしめられた。

「!!や!!!」

私は今までにない声を上げた。
「ちょ…藤岡…??」
抱きしめていたのは藤岡だった。藤岡は私の長い髪をかき分け耳元で囁いた。
「チアキちゃん、こういうの見て興奮しちゃったのかな…??」
首筋にかかる息が私を興奮させた。
「ああ…っ…ふ、じおか…」
「…チアキちゃんもこういうことしたいのかな…??」
「や…ふ…したく…ない…」
「だけどチアキちゃん興奮してるみたいだよね…」
藤岡の手が私の少し大きくなった胸に伸びる。
「…ふじお…ぬあああっ!」
藤岡は私の乳首をバスタオルの上からつまんでいじくりまわし始めた。
私は身動きが取れず、喘ぐだけだった。
「ぬあっ…あ…っ…ん、ふじおか…やめて…」
「ええ? いいの? やめても。こんなに興奮してるのに? いいのかな?」
「…ああっ…やん…んんんnっ…な…」
私は初めての感覚におかしくなりそうだった。藤岡の指の動きがさらに激しくなり
私のバスタオルを剥ぎ取りにかかった。
「…だ! だめ! …ふ、藤岡…もう…」
「ねえチアキちゃん…チアキちゃんおかしなこと興味あるんだよね? だからわざわざこうしてオレがおかしなことしてあげてるんだよ…? ほら、乳首もこんなに硬くなっちゃって…今やめたら…ハルカさんに言うけどいいのかな…?」
藤岡はいじわるだ…私は思った。藤岡の指が私を気持ちよくさせる。
私は涙声になりながら声をだした。
「…藤岡…わたし…」
「ほらチアキちゃん。気持ちよくさせてあげる。オレはチアキちゃんのこと大好きだから。」
そういって藤岡は私の口にキスをした。そして中に舌を入れ、さらに強く抱きしめた。
私は寝かされバスタオルをゆっくり剥ぎ取られた。
私の小さな体を見て藤岡は興奮するのだろうか?
しかしすぐに答えは見つかった。男子特有のモノが大きくそそり立っているのがわかった。
気がつけば二人とも全裸だったのだ。

「ああっああっ…ん…な…いや…は…」
藤岡は私の体を弄んだ。胸の先端はもちろん、いたるところを愛撫された。
そして秘部をいじくられた。

最初は痛くて泣きそうになった。しかしすぐに慣れ指が入るまでになった。
きっと私はかなり喘いでいただろう。
「じゃあ、いくよ。」
「…はい…」
藤岡のモノが私の中にゆっくりと入る。
私たちはもう戻れない関係まで来たのだ…。

「はあ…はあ…はあ…」
終わったあと私は息使いがずっと荒かった。
藤岡の精液が膣から太ももを伝っていくのがわかった。
藤岡は私の隣に寝て抱きしめてくれた。
「…チアキちゃん…もしかしてオレのこと嫌いになっちゃった?」
「………キライじゃ…ないよ…」
藤岡は笑って私にもう一度キスをした。



あの日のことを思い出すとニヤニヤしてしまう。
藤岡との関係はいたって普通。付き合ってるわけでもないし。
もしかしたら受験勉強のストレス解消や性欲解消に利用されてるだけかもしれない。
でもそれでもいい。藤岡のそばに居られるだけでいいんだ。
私は藤岡の特別になりたいんだもん。
さて、もう4時になる。約束の場所。「ホテル」まで行くとしよう。

もう私の全部を藤岡に捧げよう。



END


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