桜場コハル作品エロパロスレ・新保管庫

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coharu

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【おまけ的 藤岡の日記】

「…あぁー! もう、してください! 私の中に指を入れてください! ほら、これでいいだろ? さっさと続けろ!」

…そう言った千秋ちゃんにオレは中指を入れた。
すると、すでに限界寸前まで我慢していたのか千秋ちゃんはすぐに達してしまったらしい。
腰を跳ね上がる様に大きく浮かせ、体を震わせている。
それと同時にオレの手元が濡れてゆくのが分かった。さっきまでのトロッとした液とは違い、明らかに水っぽい液…
学校で耳にしたくらいでハッキリした事は分からないが、おそらく潮吹きと言う奴だろうか…?
とにかく、もしそうなら良かった。確かこれは女の人が気持ち良い時に出るような事を言っていたからだ。
…と言う事は千秋ちゃんもそれなりに気持ち良かったと言う事だろう。

そしてオレはその変な満足感を心に、いよいよ本番に取りかかろうとした。
本番…それは千秋ちゃんが何度もしたいと言っていたセックスだ。
最初は『子供同士でそんな事』…と思っていたが、今となっては話は別…自分もその行為に興味を持ち始めていた。
だいたい、千秋ちゃんがすぐ横で裸で…さらに下半身はこんなにもビショビショにしているんだ。
この状態でその行為に興味を持たない男なんているのだろうか? …いや、いないだろ?
その上普段は絶対見せない色んな表情や、絶対出さないエッチな発言や喘ぎ声を聞いたんだ…
興味を持たないどころか、その行為に及ばない男がこの世にいるのかすら疑問だ。
オレは一度大きく深呼吸し、話を切り出した。

「ち…千秋ちゃん、その…そろそろ始めようか…?」
「………。」
「…? 千秋ちゃん?」
「……スー…スー………。」

…なんて事だ。千秋ちゃんは疲れ果てたのか眠ってしまっている…その時オレの頭の中で天使と悪魔が囁き始めた。

『大丈夫だ、どうせヤッてるうちに目を覚ますさ。こんなチャンス次はいつ来るか分からないぞ? いいのか?』
『いけません、そんな行為は非人道的と言っても過言ではありませんよ? 千秋ちゃんの事を考えてあげなさい!』

頭の中では天使と悪魔が壮絶なバトルが繰り広げている…。たいがいこう言う場合は天使が勝つ。
…しかし今回に関しては悪魔が優勢だ…だって千秋ちゃんだってその行為を望んでいるんだから…。
オレの頭の中で天使の姿が薄れていく…しかし消える寸前に天使は最後に一言だけ…と言い残した。

『こんなに幸せそうに寝ているのに…千秋ちゃんは知らない間に処女膜を奪われてしまうんですね……。
 それにこんなに幸せそうに安心して寝ているのは、きっとお前の事を信用しきっていたんでしょうね…可愛そうに。
 激痛と膣からの出血で目が覚めた時に、そこにいるのが一番信頼していたお前なのd…』

その後も天使の長~い一言は続き、オレは平静を取り戻した。
確かに女の人は初めては痛いと聞く…それを寝ている間にするのはあまりにも酷だ。
オレは仕方なくトイレに入った…三擦り半とはよく言ったものだ、トイレに入って達するまでの時間約十秒…新記録だ。
自分自身も限界だったんだ…よく我慢したよ。オレは自分で自分を褒めながら部屋へ戻った。
部屋では幸せそうに微笑みながら千秋ちゃんが眠っている……この笑顔を守ることができたんだ、オレはがんばったよ。
そう思い、オレは千秋ちゃんを濡れていないソファーに運び少し狭いが一緒に眠ることにした。

朝起きるとオレは何故か床で寝ていた……みぞおち辺りが痛い。
千秋ちゃんは、初夢で南と喧嘩して急所を突いて叩きのめしたと笑顔で言っていた。
オレは何となく落ちた理由を理解したが、笑顔で『良かったね』…と答えた。
千秋ちゃんの笑顔のために、オレはこれからも頑張るつもりだ。


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